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“まほろ駅前多田便利軒(文春文庫)” by 三浦しをん

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫) ドタバタの中にも魅力的な表現がある 町田市をモデルにしたまほろ市で便利屋を営む多田のもとに、高校の同級生だった行天が舞い込んできたところから話が始まる。どちらもバツイチだが、お互いに込み入った事情を持って...
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“東京難民(上)・(下)(光文社文庫)” by 福澤徹三

東京難民(上) (光文社文庫) 東京難民(下) (光文社文庫) お気楽な主人公には嫌悪感さえ覚える、また下巻は手抜きとしか言いようがない 読めば読むほど気が滅入ってくる内容だが、上巻は割とテンポよく話が展開するためあっという間に読み終えた。...
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“旅のラゴス (新潮文庫)” by 筒井康隆

旅のラゴス (新潮文庫) SF的小説だがそれだけにはとどまらない不思議な話だ 著者の名前はもちろんよく知っていたが、作品を読むのはこれが初めてである。 話は突然始まる。遊牧民の話かと思っているといきなり集団で転移(いわゆるワープ、瞬間空間移...
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“気にしない技術(PHP新書)” by 香山リカ

気にしない技術 (PHP新書) 気にしない、気負わない、まあ良いんじゃないのという「テキトー力」が大切 PHP研究所の月刊誌THE21の連載がベースになっているそうだ。1テーマが数ページ単位でまとまっており読みやすい構成になっている。他人に...
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“下山の思想(幻冬舎新書)” by 五木寛之

下山の思想 (幻冬舎新書) 実りの多い豊かな「下山」とは何かを考えるきっかけとなる著者は2008年に「林住期」という本を書いているが、本書でも今の日本は、この古代インドの人生を「学生期(がくしょうき)」「家住期(かじゅうき)」「林住期(りん...
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“ガリレオの苦悩(文春文庫)” by 東野圭吾

ガリレオの苦悩 (文春文庫) ---- 内容(「BOOK」データベースより) "悪魔の手"と名のる人物から、警視庁に送りつけられた怪文書。そこには、連続殺人の犯行予告と、帝都大学准教授・湯川学を名指して挑発する文面が記されていた。湯川を標的...
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“日本中枢の崩壊(講談社)” by 古賀茂明

日本中枢の崩壊 -----内容説明経産省の現役幹部が実名で告発!!「日本の裏支配者が誰か教えよう」福島原発メルトダウンは必然だった......政府閉鎖すら起こる2013年の悪夢とは!? 家族の生命を守るため、全日本人必読の書経済産業省大臣官...
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“インシデント 悪女たちのメス” by 秦建日子(講談社文庫)

予想外の結末、しかしイマイチ感が残る「アンフェア」シリーズ原作者による書下ろしの医療ミステリー。「インシデント」とは医療事故のことだ。書評とはいえ、ミステリーの種明かしを書くわけにはいかないが、予想外の結末だった。医療事故ではなかったという...
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“成熟ニッポン、もう経済成長はいらない それでも豊かになれる新しい生き方” by 橘木俊詔、浜矩子(朝日新書)

成熟ニッポン、そんなに成長して何になる「せまい日本そんなに急いでどこに行く」の書き出しから始まる本書は、言わば「成熟ニッポン、そんなに成長して何になる」についての対談録だ。本書の主旨は、日本はこれ以上生活水準をあげる必要はなく、優雅なる老衰...
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“日本を滅ぼす〈世間の良識〉” by 森巣博(講談社現代新書)

日本を滅ぼす〈世間の良識〉 (講談社現代新書) 大手メディア(マスゴミ)、官僚、政府、公益企業に対する怒りを代弁「COURRiER Japon」誌の連載「越境者的ニッポン」を新書化したもの。オーストラリア在住の自称チューサン階級(中学3年生...