ワンフロアの集合住宅から2階建ての戸建て住宅への引っ越しに際して、無線LANの電波が2階まで届きにくいかもしれないと予想して、PLCアダプタを購入した。
引っ越し後試してみると、無線LANで1-2階間の通信はできることが確認できたので、PLCアダプタは不要となったのだが、念のために通信性能を確認してみた。
PanasonicのBL-PA204KT、親機と子機がセットになった商品
東日本NTTのハイパーファミリー
光モデムは東日本NTTのRT-200NE
アクセスポイントはPlanexのBLW-54CW3
親機を1階のRT-200NE近くのコンセントに設置
子機を2階のBLW-54CW3近くのコンセントに設置
この2つのコンセントは同相であることは確認済み
LANケーブルを繋いで2階のPCからインターネットにアクセスし通信状態を確認
PlanexのソフトウェアPlanex wireless Utilityでは、接続品質やシグナル強度は、無線LANとほとんど同じ
BNRスピードテストhttp://www.musen-lan.com/speed/では、明らかに速度が低下
光モデムRT-200NEへping送信すると頻繁にTimeOutが発生することから、電力線経由の場合にはノイズ等により通信エラーが発生し、通信速度を低下させていると推測できた。
PLCアダプタの説明書には、他の電気機器のコンセント部にノイズフィルタの設置を推奨しているが、電気機器の数は非常に多いため購入費用等を考えると非現実的と思われる。
結局使いものにならないため、使用中止した。
無線LANのみで通信可能だったことがラッキーだった。
以前に比べると通信速度は低下したが、我慢するしかなさそうだ。
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