朝日新聞記者が書いたアメリカ人「アホ・マヌケ」論(近藤康太郎、講談社+α新書)

朝日新聞記者が書いたアメリカ人「アホ・マヌケ」論

Amazonの評価を見ると厳しい評価が多いようだ。例えば「朝日新聞の記者ならもっときちんと書け」というような意見。
でも、朝日新聞の記者としての公式な著作物だったら、講談社からじゃなく朝日新聞社から出版するよね。
また「「アホ・マヌケ」論」というある意味失礼なタイトルの付いた本にきちんとした内容を期待する方もおかしいよね。

ということで、私は読み物として興味深く読みました。
続編「朝日新聞記者が書けなかったアメリカの大汚点」も機会があれば読んでみたい。


出版社/著者からの内容紹介
新聞では全部ボツにした危ない話・本当すぎる話!!
アメリカを動かすのはネオコンでも中道派でもない!全米200以上の街で取材した特派員ルポの集大成。日本人が知らないアメリカの「深奥部」の底流に迫る!
朝日新聞には、世界各地の特派員が日々の生活を書きつづる、軽い内容の連載コラムがあった。「特派員メモ」という。人気のある名物コラムで、僕も何本か、
ばかばかしいのを特に選り分け、書き送った。手前味噌を許してもらえば、読者からちょっとした好評を得た。それならば、もっと自由に、たくさん書いてみよ
うと、会社の看板を忘れて書きためていったのが、このメモである。ただ、自分の目で確かに見たこと、歩いて感じた空気だけは、自信をもって伝えることがで
きる。世紀の接戦となった大統領選挙を間近に取材し、デトロイトの危険なゲットーを、夜、用もないのに徘徊し、そのどちらもそれなりに楽しんできた記者
は、そんなに多くはないはずだから。
●日本人が右往左往するアメリカ流
●チップが難しい本当のわけ
●世界一こわい場所
●日本人を見分ける方法
●悲しき社畜電車
●アメリカ人のトイレの作法
●白人が誇りを保つ最後のスポーツ
●善意の集合体から飛んでくる爆弾
●戦時下でも、笑っていいとも
●アメリカ白人はアホでマヌケか?

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