“小沢革命政権で日本を救え 鳩山政権崩壊の真実” by 副島隆彦×佐藤優(日本文芸社)

小沢革命政権で日本を救え

本書の趣旨は、
・国家の主人は官僚ではない!
・日本の政治を、官僚支配から国民の代表である政治家の手に取り戻せ。
だ。
戦時中までは、官僚は官吏服務令によって天皇に忠誠を誓っていたが、天皇が象徴となり主権者は国民になった後は、国家の頭は自分たち官僚で、国民は税金を差し出す手足だと考えているらしい。さらに国民から選ばれた国会議員などは全く相手にしていないらしい。もちろん一人一人の官僚が表面的にそんなそぶりを見せることはない。
小沢民主党が掲げた政治主導とは、主権者である国民に選ばれた国会議員が国民のための政治を行おうとするものであるが、官僚たちは「集合的無意識」のうちに鳩山首相と小沢幹事長を辞任に追い込んでしまった。マスゴミも意図的または無意識のうちに、偏向報道を繰り返し「民意」を作り上げ官僚に加担してしまった。副島隆彦×佐藤優は、これらの闘争で官僚側が勝利すると日本にファシズム(コーポラティズム)国家が誕生してしまうという危機感を持つと言う。
それにしても、小沢潰しのための検察官僚の異常なほどのバッシングは佐藤氏の言う「集合的無意識」によるものだけなのだろうかという疑問が残る。これに関して、週刊ポスト(2010年11月19日号)に「日本のタブー「法曹マフィア」の研究 この国を牛耳る検察・裁判所という最大の利権集団」という記事があり、
・検察庁には「事務次官級以上」の高給取りが69人もいる
・裁判官の退職金は8000万円以上になる
などの信じられないような特権が与えられていることが書かれている。
小沢氏は、これら法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)の特権剥奪することを考えていたから狙われたのである。現政権の仙石、枝野なども弁護士であり、既得権益集団に含まれるのである。

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内容(「BOOK」データベースより)<br />
民主党・鳩山政権は、なぜ崩壊したのか。鳩山政権の倒壊、管新政権の樹立は、「霞が関」官僚勢力とアメリカ、メディアが一体となって仕組んだ、政権打倒の”クーデター”だった! テレビ・新聞が絶対に語らない鳩山政権崩壊の真実を暴く、衝撃の超大型対論!
国家の主人は官僚ではない! 日本の政治を、官僚支配から国民の代表である政治家の手に――。国民のための政治を掲げた民主党「小沢革命」は、今、官僚・アメリカ・マスコミが一丸となった激しい謀略攻撃に晒(さら)されている。鳩山・小沢政権崩壊の裏側で、いったい何が起きていたのか? 今後、小沢革命政権が誕生し、日本を救うのか? 言論界の両雄が、混迷する日本の現状と行方を解き明かす。
検察との死闘の最中で、小沢一郎元幹事長が佐藤優氏に語った覚悟、政権を追われたロシア・ゴルバチョフ元大統領が鳩山元首相に送ったエールと不吉な予言……。今、初めて明かされる秘話満載! さらに普天間基地移設問題から、日米核密約、天皇の政治利用、永住外国人の地方参政権付与、トヨタの大規模リコール問題まで、日本と民主党政権を取り巻く多岐にわたるテーマの本質を、副島隆彦、佐藤優による「最深分析」で暴く。日本は、官僚とアメリカ支配から脱却できるのか――。ベストセラーとなった『暴走する国家 恐慌化する世界』(2008年12月刊)に続く、日本文芸社の「副島隆彦・佐藤優 対談本」第2弾!

私と副島隆彦氏は、「日本国家を誰が支配すべきか」をめぐって、鳩山・小沢政権と霞が関官僚の間で、深刻な、生死を賭した権力闘争が展開されているという見方で一致した。……鳩山・小沢政権の崩壊で、小沢一郎氏は「平成の悪党」になった。……「平成の悪党」が大暴れし、傲慢な官僚たちの鼻先をへし折ることが不可欠だ。――佐藤優「はじめに」より

この闘争で官僚が勝利すると、日本にファシズム(コーポラティズム)国家が生まれる」という危機意識を、佐藤氏と私は強く共有している。……なんとしても卑劣きわまりない日本官僚機構(驚くべきことに、民主党若手議員の形で政権の内部に多数潜り込んできている)との闘いに勝たなければならない。――副島隆彦「おわりに」より

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