"あの日にドライブ" by 荻原浩(光文社文庫)

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あの日にドライブ (光文社文庫)

 

一緒に購入したサスペンス物の「噂」とは全く違うジャンルの小説だ。
タイトルからは、過去の楽しい想い出を辿ってドライブをし、何か新たな発見をして明日からの生活に活かすような内容だと勝手に想像していたのだが、それは見事に裏切られた。
元銀行員のタクシードライバーが過去を振り返って、もしもあのときこうしていたら今よりももっと良い人生を過ごせたのではないかと、後悔しながら妄想する話だ。誰しも少なからず経験のあることだと思うが、前半部分は妙に暗い気持ちになってしまった。しかし、最後は良い意味で開き直り、今の人生を前向きに生きていこうと考えるという結末で、一安心した。

【内容情報】(「BOOK」データベースより) 牧村伸郎、43歳。元銀行員にして現在、タクシー運転手。あるきっかけで銀行を辞めてしまった伸郎は、仕方なくタクシー運転手になるが、営業成績は上がらず、希望する転職もままならない。そんな折り、偶然、青春を過ごした街を通りかかる。もう一度、人生をやり直すことができたら。伸郎は自分が送るはずだった、もう一つの人生に思いを巡らせ始めるのだが...。

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このページは、yafoが2009年9月12日 10:33に書いたブログ記事です。

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