2011年4月アーカイブ

eneloop mobile booster 購入

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3.11直後品薄になっていたeneloop mobile booster(KBC-L2BS)を購入した。
iPad、iPhone、スマートフォンなどに対応し、USB1口出力時に1Aを供給することができる。
USB-Aプラグ・USB-miniB型プラグのケーブル(付属)があれば、PCのUSB端子から充電ができるし、USB-miniB・MicroUSBのアダプタがあれば、Treo Proに充電することができる。
また専用ケーブルがあれば、ウォークマンへの充電も可能だ。

外交官が見た「中国人の対日観」 (文春新書)



マスゴミに左右されない中国の姿が書かれている

中国とはよく分からない国だと思っていた。しかし、本書を読んで分からないと言うよりよく知らないというのが本当だと思った。マスゴミ(テレビや新聞など)で報道されるのは、嫌日、反日という極端なニュースばかりで、これらを基準に判断しては間違いのもとだということがよくわかった。
著者は中国大使館の広報文化担当公使として民間レベルの交流に携わった経験をもとに本書を書いている。民間とはいっても、中高生・大学生・メディアや言論関係の知識人など広範囲の中国人に直に接して、感じたことが書かれている。
印象的だったのは、一人っ子政策なども関係するが、子供の教育に熱心(過熱気味)で昔の日本のような詰め込み教育が行われていること、また「中国はデブ、真に強い国とは言えない」とか「日本の良いところは素直に受け止めて学ぼう」という謙虚な発言がよく聞かれるということだ。教育に熱心で外国から何でも学ぼうという姿は、かつての日本の姿に重なる。
我々日本人の中国観は、マスゴミ(テレビや新聞など)の報道によって強く左右されて偏ったものになっているという思いを強くした。

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内容(「BOOK」データベースより)
沈む欧米諸国、日本をよそに経済的大躍進を続ける中国。我々は「中国はいい加減な国だ」とあら探しをして安心してはいないか?中国には自慢もあれば、自制もある。元中国公使が見た、聞いた「新しい中国」の姿。

招かれざる大臣 政と官の新ルール (朝日新書)



日本の政治を変えるためには官僚組織の解体が必須だ

野党時代「ミスター年金」と呼ばれた著者が厚生労働大臣を務めた1年間の奮闘記と提言だ。
官僚機構を生体の抗体反応に例えているところがカレル・ ヴァン・ウォルフレンの著書「誰が小沢一郎を殺すのか?  画策者なき陰謀」と同じで非常に興味深い。一人一人は優秀できちんと仕事をしているつもりなのかもしれないが、官僚組織全体としては組織の維持・拡大のた めに、異物を排除しようとする働きに荷担してしまう。序章に「中央省庁の官僚組織は一つの生命体のように見える。私はそこにポンと置かれた異物のように感 じたものだ。生命体は異物が入り込むと抗体反応で排除に動く。霞ヶ関の抵抗を目の当たりにするたびに、そんな感覚にとらわれた。」と書かれているように、 長妻氏が厚生労働大臣に就任したことに対する抵抗は並大抵のものではなかったようだ。
この背景としては、官僚は大臣をお客さんとしか考えていな い、いつまで大臣でいるのか分からない、などがあるそうだ。大臣が替わっても降格にもならず職も失わないためお手並み拝見という姿勢になる。昨日と同じよ うに今日も動けばいいと思っている。これが官僚の姿であり、仕事のやり方である。
日本の政治を変えていくためには官僚組織の解体しかないということを痛感する。

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内容紹介
厚生労働大臣として、官僚組織を相手に悪戦苦闘した1年間を克明に記す。官僚たちの抵抗、面従腹背、したたかさを暴く。なぜ、官僚主導はダメなのか。古い役所の体質をいかに変えたか。沈黙を破って放つ、批判と反省と提言の書。
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内容(「BOOK」データベースより)
赤 裸々に明かす。―厚生労働大臣在任367日間に、「伏魔殿」では何が起きていたのか? 正直に反省する。―なぜコントロールできなかったのか? 政と官の新しい関係は? 具体的に提言する。―少子高齢化社会の「日本モデル」、消費税アップの三大課題、そして、民主党の進むべき道すじ。

なつかしいタイガースの名曲。
 "生きることの喜びを今こそ知る 人は皆"
トッポのボーカル・秀逸な画像は、必聴・必見。

「 ずっと好きだった」の原発事故替え歌。



この国を歩けば、原発が54基
教科書もCMも言ってたよ、安全です

俺たちを騙して、言い訳は「想定外」
懐かしいあの空、くすぐったい黒い雨

ずっとウソだったんだぜ
やっぱ、ばれてしまったな
ホント、ウソだったんだぜ
原子力は安全です

ずっとウソだったんだぜ
ほうれん草食いてえな
ホント、ウソだったんだぜ
気づいてたろ、この事態

風に舞う放射能はもう止められない
何人が被爆すれば気がついてくれるの?
この国の政府


この街を離れて、うまい水見つけたかい?
教えてよ!
やっぱいいや...
もうどこも逃げ場はない

ずっとクソだったんだぜ
東電も、北電も、中電も、九電も
もう夢ばかり見てないけど

ずっと、クソだったんだぜ
それでも続ける気だ

ホント、クソだったんだぜ
何かがしたいこの気持ち
ずっと、ウソだったんだぜ
ホント、クソだったんだぜ



1988年の反原発ソング

誰が小沢一郎を殺すのか?画策者なき陰謀



検察やメディアの行動を免疫機能に例えているところが秀逸だ

著者は30年以上に亘って日本政治を取材し続けてきたオランダ人ジャーナリストだ。
本書は小沢氏を盲目的に擁護しようとするものではない。現在日本で小沢氏に対して行われている「人物破壊」というキャンペーンを題材として、非公式に日本の政治システムを牛耳っている官僚機構(特に検察)について述べたものである。また、日本とアメリカとの関係については、日本がアメリカの「保護国」を脱して真に独立した民主国家となることを願い、その役割を担うのは小沢氏しかいないということを言いたいものである。
まず、小沢氏を排除しようと画策している非公式かつ超法規的な政治システムを人間の免疫機能に例えているところが秀逸だ。自分たちの作り上げた社会秩序を変える可能性の高い政治的実力者(異物)を排除しようという力が自動的に働いているという。非公式かつ超法規的な政治システムとは明治維新のリーダーによってつくられた官僚機構であって、国民に真実を知らせることは「秩序を乱す」ことであり、権力者たる自分たちが正しく導かなければならないと信じているのだ。
一般の国民は、直接的に政治を知ることはできないため、メディアが生み出す「政治的現実」(政治に関わる人々の総体がなす行動、相互作用)を通じて知ることになる。本来ジャーナリストによる多様な解釈が提供され、いろんな情報を国民が得ることができるのが当然なのに、日本のメディアの解釈は画一的でその結果としての報道内容も横並びで同じである。誰に命じられているわけでもないのに同じになってしまうことが問題だ。結果として一般国民は、その画一的なメディアの報道を「政治的現実」と捉えてしまうのだ。
今も検察やメディアによる小沢氏に対する「人物破壊キャンペーン」が行われているが、これがまさに免疫機能による「画策者なき陰謀」である。彼らは日本の秩序(旧来の体制、55年体制、アメリカ従属)を守るのが使命だと信じており、間違ったことをしているなどとは考えていない。恐ろしいことである。

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内容
永田町取材30年以上のオランダ人ジャーナリストが、「小沢一郎」問題の背後に浮かび上がる「非公式権力」と、その支配の構図を徹底解明。

検察とマスコミによる「異分子」の抹殺、民主主義を揺るがす「日本型スキャンダル」の罪、そして小沢一郎問題と戦後日米関係を結びつける「密約」の正体とは――。日本の未来を問い直す刺激的論考、騒乱の渦中に緊急出版!

「明治期に形成された〈官僚〉中心の日本政治のシステムが、いかにして〈検察〉と〈マスコミ〉によって守護され、その敵となる異分子を排除してきたのか――小沢問題の核心はここにある。」
30年以上に渡って日本政治を取材し続けてきたオランダ人ジャーナリスト、カレル・ヴァン・ウォルフレンが、明治時代から連綿と続く日本の「政治システム」の闇を歴史的・包括的に分析し、霞ヶ関とマスメディアが守りぬく「非公式権力」に鋭く切り込む。
「政治家・小沢一郎」はなぜ摘発されたのか?その背景を明かす衝撃の「日本政治」論。小沢一郎強制起訴の渦中に緊急出版決定!

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著者について
アムステルダム大学教授、ジャーナリスト。 1941年、オランダ・ロッテルダム生まれ。
30年以上にわたって日本の権力構造をめぐる取材・分析をおこない、日本と欧州を行き来しながら先鋭的な批評活動を展開してきた。
72年よりオランダ「NRCハンデルスブラッド」紙の東アジア特派員、82年より日本外国特派員協会会長を務め、「フォーリン・ア フェアーズ」「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」などに寄稿している。
世界的なベストセラーとなった『日本/権力構造の謎』(早川書房)、『人間を幸福にしない日本というシステム』(毎日新聞社/新潮社)のほか、近刊に『アメリカとともに沈みゆく自由世界』(徳間書店)がある。
TreoPro(Windows Mobile)にもEvernote for Windows Mobileをインストールしているが、これまであまり使うことはなかった。
先日、自宅の無線LAN(フレッツ光)経由でログインしようとしたがうまくいかなかった。ID、パスワードは間違っていないのだが、何度試してもログインすることができなかった。

その答えは、Evernote User Forumにあった。Evernote側の認証方法が変更になったため、新しい認証情報が保存されていないデバイスでは認証エラーになるらしい。
http://forum.evernote.com/phpbb/viewtopic.php?f=55&t=18276

対処方法は、このフォーラムにアップされているc3g2.zipをダウンロード後解凍し、Finder+でその中のc3g2.p7bをダブルクリックし、認証情報を取り込めば良い。
http://forum.evernote.com/phpbb/download/file.php?id=1816



【Word】表の列幅の変更

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表の各セルの文字数に応じて列幅を変更したいことがあるが、縦罫線をドラッグして幅を広げると、広げた分だけ右隣のセルの幅が狭くなってしまう(図2)。結局順次セル幅を広げなくてはならなくなる。

解決方法
・[Shiftキー]を押しながら縦罫線をドラッグすると、右隣のセルの幅はそのままで表全体の幅が広くなる(図3)。
・[Shiftキー]と[Ctrlキー]を押しながら縦罫線をドラッグすると、表の幅はそのままで右側のすべてのセルの幅が均等になる(図4)。

図1:元の表


図2:右隣のセルの幅が狭くなった


図3:[Shiftキー]を押しながら縦罫線をドラッグ


図4:[Shiftキー]と[Ctrlキー]を押しながら縦罫線をドラッグ


【Word】行番号の表示設定

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Wordの左端の欄外に「行番号」を表示させることができる。
長い文章(論文など)を作成するときや、複数の人にチェックや校正をしてもらうときなどに「○ページの□行目」などと具体的に指摘をしてもらえるので便利だ。

設定方法
1.メニューの「ファイル」→「ページ設定」→「その他」タブ→「行番号」ボタン
2.「行番号を追加する」をチェック→OKボタン

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