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中国人一億人電脳調査―共産党より日本が好き? (文春新書)



中国と聞くと、共産党の一党独裁で言論の自由などない異様な国と捉えがちだが、中国版ツイッター「新浪微博」の中では、比較的自由な発言が行われているそうだ。

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内容(「BOOK」データベースより)
「官」の下に「民」がうごめいているのが中国社会の真の姿だ。ユーザー一億人の中国版ツイッターを使って、「民」の正体を暴くとともに、「民」の頭の中を解剖し、彼ら彼女らの「日本観」「日本人観」を解き明かす。

日本の未来について話そう



多くの著者が指摘するのは、日本の強さは結束・我慢・礼節であり、弱さは政官財の馴れ合い・責任逃れ、リーダーシップの欠如である。
また、突然の大きな変化や外的衝撃には強いが、徐々に進行する課題、特に国内に原因がある課題への取組み、解決は苦手だ。

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内容紹介
世界をリードする65人が執筆

2011年3月11日に日本を襲った東日本大震災、津波被害、そして福島第1原発問題。現在、世界中の目が日本に向けられている。日本は復興に向け動き出したが、震災以前から抱える数々の問題は依然日本の将来に影を落としている。国内政治の混乱や巨額の負債、高齢化、硬直化した教育制度と若者の意欲喪失に加え、技術や革新の分野での国際競争力の低下や外交問題など、憂事は尽きない。本書は、世界的な経営コンサルティング会社、マッキンゼー・アンド・カンパニーが、世界のオピニオンリーダーに日本が直面する問題について、それぞれの視点での提言を求め、それをまとめた1冊である。著者の方々はその優れた洞察力のもと、時折ユーモアも交えながら、日本への愛情に満ちた筆によって日本の過去、現在、そして最も重要な未来を描き出している。グローバル企業のCEO、ピューリッツァー賞受賞作家、ゲームクリエイター、サッカー監督、民間人校長、漫画家、建築家など、幅広い顔ぶれの寄稿者がそれぞれの視点で日本を語るというユニークな企画により編まれた本書は、いまの日本を読み解くための手がかりとなるだろう。
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内容(「BOOK」データベースより)
復興への希望や、目指すべき未来への道筋など、愛情に満ちた筆で描かれた日本再生への提言。


柳井正の希望を持とう (朝日新書)



金儲けのことしか頭にない商売人が書いた本

著者はユニクロブランドを世界的立ち上げたファーストリテイリングの代表取締役会長兼社長だ。ユニクロと言えば25年以上前九州北部の市街地から離れた国道沿いに店舗があったことを覚えている。ほとんど知られていなかったので立ち寄ったことはなかったが、現在のような企業に発展するとは想像もできなかった。
実は、本書のタイトルを見たとき世界的小売企業のトップとしてもう少しまともなことが書かれているのかと期待して購入したのだが、「はじめに」を読んでもわかるように根っからの商売人(金儲けしか頭にない人間)が書いた本でしかなく残念である。
まず、震災原発事故に関して、程度を超えた自粛、自主規制が行われ、店の明かりが消えることによって景気が悪くなると批判している。しかし、必要以上の照明を減らし電力(エネルギー)の無駄をなくすことは今の日本にとって最重要事項である。日本国民の将来に亘っての安全を脅かす原発の依存度を下げ、脱原発を目指さなければならない。もともと日本の店舗の照明は明るすぎたのだ。また、無用なネオンサインや照明付き看板などが多すぎたのだ。著者の主張は「照明をつけ、客を呼び込み、金を儲けることが大切だ」である。もっと言えば、ユニクロ製品は海外で製造されているので、販売量が増えても国内製造業の雇用が増えるわけでもなく、単にユニクロや著者が儲かるだけなのだ。
次に、国の借金がどれほどあるのかの話では呆れてしまった。国内の金融機関が「国債を購入する」ことによって、日本政府にお金を貸し付けておりその金額が膨大な額にのぼるのが真実だが、著者の言い方は、財務官僚やマスゴミと同じく日本が借金まみれで破綻すると言っているのだ。まさに、消費費税アップの口実に使われているのだが、著者は「日本の法人税は高すぎる、下げるべき」と言っている。消費者に負担を押し付け企業は楽をしようなんてとんでもない輩である。
さらに呆れ果てたのは、菅首相(すでに首相の価値なし)に会いTPP参加を訴えたのだとか。TPPとは何かを知っているのか。関税自主権を放棄するということがいかに危険なことかがわかっているのか。農業だけがダメージを受けるようなことしか書かれていないが、所詮著者はその程度のことしか知らないのだと認識した。
最後に、日本語の文章では「ですます調」と「である調」は混在しないのが常識だが、本書では混在して使用されており、違和感を感じた。

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内容紹介
ユニクロのカリスマ経営者が、元気のない日本のビジネスマンに向けて語る仕事論。人生は自分が主役だという信念を持ち、自分に期待すれば、どんなときでも希望を持つことはできる。自分に期待して、自分が人より少しでも得意な部分を探し、一生懸命に磨くことで必ず活路は開ける。業種、業界を問わず、すべてのビジネスマンに役立つ仕事に取り組む姿勢、ヒントが満載!
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内容(「BOOK」データベースより)
人は希望がなければ生きていけない。希望を持つには、人生は自分が主人公だと信念を持ち、自分に期待することだ。―「どうせ自分なんて」ではなく、「自分はこんなことができるのではないか」と自分に期待し、人より少しでも得意な部分を探す。そして、そこを一生懸命に磨けば、必ず活路は開ける。ユニクロの経営者が全てのビジネスマンに贈る仕事論。

ニッポン再建論 (廣済堂新書)



内容は執筆者により玉石混淆だが、日本のマスメディアの責任を指摘している

本書は各分野の8人の識者による日本の現状に対する考察と提言をまとめたものということだったので、非常に興味を持ち期待して購入した。しかし、元々は2009/6にゴマブックスから発行された「日本一早い平成史」を加筆修正したものらしく、必ずしも最新情報に基づいていないように思われた。

はじめにも書かれているように今の日本は閉塞感に包まれているのは事実だ。政治、経済、景気、雇用環境、どれ一つ明るいモノはない。今の課題は何か、それを解決するにはどう考えたらいいのか、そして「これからのあるべき姿」は何かを専門家に語ってもらうというコンセプトの本だが、各執筆者の視点や書きぶりが異なり、うまくまとめ切れていないように思う。この点では玉石混淆と言える(ほとんど玉だが、残念ながら石もある)。
また、「日本の多くのマスメディアは日本が抱えている本質的な問題に的確に向き合わずに、ただ不安を煽るような情報だけを発信し続けてきた。その罪と責任は大きい。」と指摘しているが、この事実をどれだけの国民が知っているのか、さらにどれだけのメディアがその罪を自覚しているのかを思うと気が沈む思いがする。

以下それぞれについて

・政治(有馬晴海氏。この方の名前の記憶がない、識者といえるのか?)
小選挙区制ではなく、複数候補が当選する中選挙区制が望ましく、これにより新しい人材が政治参加する機会が増えると述べている。指摘内容はその通りだろうが「木を見て森を見ず」の典型である。

・経済(小幡績氏。
バブル崩壊後我慢していれば今までと同じようにまた景気がよくなると考えて何もしてこなかったことが最も問題である。少子高齢化社会になることは分かっていたのに、過去の高度成長期の経済モデルを変えなかった。

・雇用(三浦展)
・教育(和田秀樹)
跋扈する子供可哀そう論
私は和田秀樹という人はやたら教育関係や自己啓発関係の本を出すので、なんとなく教育評論家の中谷彰宏かと思っていたのですが、この本を読む限りではどうもそうではないようです。和田秀樹はこの本で日本の子供の学力の低下は「ゆとり教育」が導入される前から始まっていて、公教育の質の低下や大学のAO入試などがさらに子供の学力の低下に拍車をかけていると言っています。世襲制が教育、学習意欲を殺いでいるという話も面白いですね。東大卒よりも世襲の方が偉く、尊敬を集め、大人はそんな世襲政治家に投票すると、子供は東大を目指さなくなり全体の学力も低下していくというのは大袈裟なようですが現実の話です。安倍晋三元総理や麻生太郎総理がいい例ですね。今回の選挙の注目選挙区の1つ神奈川11区はそのいい例ですね。自民党は世襲で関東学院卒の小泉進次郎と民主党の東大卒の横粂勝仁との争いの結末は如何に。

・女性(坂東眞理子)
具体的に何を言いたいのかが全く分からない。精神論として

・宗教(島田裕己)

・環境(武田邦彦)
偽善エコロジーなどの著書でエコには批判的だが、その根拠にも触れている。過去において実際に起こった「リアルな環境破壊」に対して「創造型環境破壊」という言葉を使っているが「創造型」と言うより「予想型」「想像型」

・報道(森達也)

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内容(「BOOK」データベースより)
日本の多くのマスメディアは日本が抱えている本質的な問題に的確に向き合わずに、ただ不安を煽るような情報だけを発信し続けてきた。その罪と責任は大きい。だからこそ、「今、何が課題で、それを解決させるにはどう考えていけばいいのか」を、冷静に考察していきたい。
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平成になって早20年以上が経過した今、日本は明日への希望を見出せない若者や生活不安をかかえる中高年であふれている。本書は、経済・教育・雇用・宗教・女性・報道・環境・政治の識者がそれぞれの専門的視点から今日の社会状況を分析した一冊。
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【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 政治─迷走する政治に活路を見出すために
第2章 経済─経済の立て直しに秘策はあるのか?
第3章 雇用・暮らし─非正規雇用の増加から考える、今後のあるべき雇用形態
第4章 教育─同情しないエリートと努力を知らない非エリート
第5章 女性─ますます加速する女性の社会進出
第6章 宗教─「宗教バブル」が起こった本当の原因
第7章 環境─創造型環境破壊がはびこる、ウソだらけの「平成」エコロジー
第8章 報道─進化し続けるメディアと僕らが生き延びるためのメディア・リテラシー

原発のウソ (扶桑社新書)



真実(原発のウソ)を伝えることの難しさと大切さを考えさせられる

著者は原子力工学の専門家だが、国策原発推進に反対し続けてきた。そのため出世の道は閉ざされ未だに助教のままだ。著者が所属する京都大学原子炉実験所には同じような反原発の研究者が集まっており地名にちなんで「熊取六人衆」と呼ばれていた。
福島原発事故後もマスゴミ(大手新聞・テレビ)は、反原発の意見を無視し続けてきたが、最近さすがに無視できなくなって報道されるようになり、一般の国民にも「原発のウソ」という真実が伝わるようになってきた。
著者の主張は、まえがきに集約されている。即ち、原子力のメリットはたかが電気を起こすこと、そんなものより人間の命や子供たちの将来の方が大事だということ、メリットよりリスクの方がずっと大きいということ、原子力以外にエネルギーを得る選択肢をたくさん持っていること、起きてしまった過去は変えられないが未来は変えられること、である。
事故後、政府・官僚・御用学者からは、偽善的楽観論、偽善的良い子発言が続けられたが、事態は非常に深刻であることが指摘されている。最近の報道ではすでに「メルトダウン」は過ぎて「メルトスルー」を起こしていると指摘している。
また、原発推進の原動力となったのは化石燃料の枯渇だが、原子力の燃料であるウランの方が先に枯渇するということだ。この対策として核燃料サイクル計画があるが、敦賀市のもんじゅや六ヶ所村の再処理工場の稼働は絶望的な状況である。使用済み核燃料からウランとプルトニウムを取り出した後の高レベル放射性廃棄物の管理は100万年、低レベル放射性廃棄物でさえ300年間管理が必要だ。放射性廃棄物の無害化処理技術は確立していないため、後世に負の遺産を先送りしていることになる。

今回の原発事故についての著者の指摘をまとめると、
政府と東電が生データをすべて公開していないことを強く批判している
専門家による検証ができず、間違った情報が伝えられ、何度も訂正されたりしておりデータの信頼性がない
起きてしまったことは元に戻せない、従ってそれを受け入れるしかない。
チェルノブイリ原発事故と似ており、福島の将来を予測する助けとなる。
4月現在で放出された物質はチェルノブイリの1/10だが今後どうなるかはわからない。
このような現実をきちんと認識した上で、汚染された食物は放射線に鈍感な高齢者が食べ、子供や妊婦には安全なものを食べさせよう。
汚染された農地の再生も難しいと予測しているセシウム137の半減期は30年、この間農地を放置すれば再生は難しいだろう。
放射能の墓場を作るしかない、将来にわたって無人地帯にせざるを得ない。
負の遺産を残さないため原発を止めるしかない。
原発を止めたとしても、現有の火力発電所の稼働率を48%から70%に上げれば電力不足にはならない。
そして、もっとも大切なことは「エネルギー消費を抑えること」である。



原子力発電とは、ただお湯を沸かして蒸気タービンで発電するだけの機械
機械は必ず故障し人間は必ず失敗するミスをする
発電には1/3しか利用できず2/3は海水を7℃上昇させて暖めている
その流量は70ton/secという量だ
CO2よりもっと直接的な方法で地球を暖めている
発電時にはCO2発生しないが燃料棒製造や放射性廃棄物の処理にはCO2が発生し、エネルギーやコストがかかる
日本の電力料金が世界一高いのは、電力会社が資産を増やせば増やすほど儲かるしくみが、法律で担保されているからであり、そのため原発を造っている

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内容紹介
危険性を訴え続けて40年
"不屈の研究者"が警告する原発の恐怖
"安全な被曝量"は存在しない! 原発を止めても電力は足りる!
いま最も信頼されている原子力研究者の、3.11事故後初の著書
著者の小出裕章氏は、かつて原子力に夢を持って研究者となることを志した。
しかし、原子力を学ぶうちにその危険性を知り、考え方を180度変えることになる。
それ以降40年間、原子力礼賛の世の中で"異端"の扱いを受けながらもその危険性を訴え続けてきた。
そんな小出氏が恐れていたことが現実となったのが、2011年3月11日に起きた福島第一原発事故だった。
原発は今後どうなる?
放射能から身を守るにはどうすればいい?
どのくらいの「被曝」ならば安全?
原発を止めて電力は足りるの?
など、原子力に関するさまざまな疑問に"いま最も信頼されている研究者"がわかりやすく答える。
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内容(「BOOK」データベースより)
"安全な被曝量"は存在しない!原発を全部止めても電力は足りる、福島第一は今後どうなるのか?危険性を訴えて続けて40年"不屈の研究者"が警告する原発の恐怖。
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著者について
小出 裕章
1949年東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。原子力の平和利用を志し、1968年に東北大学工学部原子核工学科に入学。
原子力を学ぶことでその危険性に気づき、伊方原発裁判、人形峠のウラン残土問題、JCO臨界事故などで、
放射線被害を受ける住民の側に立って活動。原子力の専門家としての立場から、その危険性を訴え続けている。
専門は放射線計測、原子力安全。著書に『隠される原子力・核の真実原子力の専門家が原発に反対するわけ』(創史社)
『放射能汚染の現実を超えて』(河出書房新社)など。

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