bookの最近のブログ記事


ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書 う 2-1) 

ノンフィクションものは、自分の知らない世界の話を知りたくて読んでいる。
この本を読んで、日本のジャーナリズムには問題があること、それは記者クラブの存在とその閉鎖性によるところが大きいことがわかった。
しかし、著者自身のNYタイムズでの経験と比較して日本のメディアや記者がおかしいという説明方法や、個人攻撃的な記述が多いことはちょっと気になった点である。確かに、正しいと思われる比較対象を示して、それに比べて日本はおかしいと説明した方が理解しやすいのはわかるのだが、自分自身を正当化し自分自身の自慢をしているようなニュアンスが感じられるところがひっかかったところかもしれない。
また、著者の主張は「記者クラブがおかしい」なのか「日本の新聞記者もテレビ記者もおかしい」なのか「会社勤めの記者がおかしい」なのか「自分以外のフリー記者はおかしい」なのか、読んでいて一貫しておらず分かりにくい。
某テレビ番組にコメンテーターとして出演しているところをみるとテレビはおかしくないということなのか?
また、日本のジャーナリズムの問題を解決するには、単に記者クラブを開放すれば良いのだろうかとも感じた。

PHPビジネス新書

伝える力

この本はPHP月刊誌「THE 21」の連載をまとめたもので、池上さん自らが書こうと思ったのではなく、PHP編集者に書かされたということです。池上さん曰く「”陰謀”によって実現 した」とのこと。全体的にまとまりがなく、章立ても副題の「話す」「書く」「聞く」を意識して構成されているようには思えないのはそのせいかもしれませ ん。
それでも、前半の第1章、第2章、第3章あたりまでは、伝えるための心構えや姿勢などについて分かり易い例を挙げて説明されており、興味を持って読み進めることができましたが、後半部分は「伝える力」ではなくハウツーが書かれているに過ぎず、残念に思いました。

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【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 「伝える力」を培う/第2章 相手を惹きつける/第3章 円滑にコミュニケーションする/第4章 ビジネス文書を書く/第5章 文章力をアップさせる/第6章 わかりやすく伝える/第7章 この言葉・表現は使わない/第8章 上質のインプットをする





朝日新聞記者が書いたアメリカ人「アホ・マヌケ」論

Amazonの評価を見ると厳しい評価が多いようだ。例えば「朝日新聞の記者ならもっときちんと書け」というような意見。
でも、朝日新聞の記者としての公式な著作物だったら、講談社からじゃなく朝日新聞社から出版するよね。
また「「アホ・マヌケ」論」というある意味失礼なタイトルの付いた本にきちんとした内容を期待する方もおかしいよね。

ということで、私は読み物として興味深く読みました。
続編「朝日新聞記者が書けなかったアメリカの大汚点」も機会があれば読んでみたい。

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出版社/著者からの内容紹介
新聞では全部ボツにした危ない話・本当すぎる話!!
アメリカを動かすのはネオコンでも中道派でもない!全米200以上の街で取材した特派員ルポの集大成。日本人が知らないアメリカの「深奥部」の底流に迫る!
朝日新聞には、世界各地の特派員が日々の生活を書きつづる、軽い内容の連載コラムがあった。「特派員メモ」という。人気のある名物コラムで、僕も何本か、 ばかばかしいのを特に選り分け、書き送った。手前味噌を許してもらえば、読者からちょっとした好評を得た。それならば、もっと自由に、たくさん書いてみよ うと、会社の看板を忘れて書きためていったのが、このメモである。ただ、自分の目で確かに見たこと、歩いて感じた空気だけは、自信をもって伝えることがで きる。世紀の接戦となった大統領選挙を間近に取材し、デトロイトの危険なゲットーを、夜、用もないのに徘徊し、そのどちらもそれなりに楽しんできた記者 は、そんなに多くはないはずだから。
●日本人が右往左往するアメリカ流
●チップが難しい本当のわけ
●世界一こわい場所
●日本人を見分ける方法
●悲しき社畜電車
●アメリカ人のトイレの作法
●白人が誇りを保つ最後のスポーツ
●善意の集合体から飛んでくる爆弾
●戦時下でも、笑っていいとも
●アメリカ白人はアホでマヌケか?








ワイルド・ソウルの強烈な印象に引きずられて、君たちに明日はない、クレイジーヘヴンと読んできましたが、ちょっとこれは今ひとつという感じ。必要性のないハードな性描写が多すぎるし、一見普通の好青年がなぜここまで暴力的になるのかがよく分からないし・・
確かに結末はそれなりの爽快感を感じるが、帯に書かれている「境界線を越えて跳べ!やがて、自由になる?」というコピーと中身とが合っていない。
ワイルド・ソウルは、相当な現地取材の末にできあがった作品と思われるが、最近の作品は明らかにそうではない。その辺のバックグラウンドの違いなのかな。
宝島社文庫

チーム・バチスタの栄光(上) チーム・バチスタの栄光(下)



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