2010年11月アーカイブ

環境再構築とは言っても、ハードを初期化して再インストールする必要はなく、Spbバックアップファイルを使ってリストアすれば良い。
保存してあるSpbバックアップファイルを探したところ、なんと日付は2009/8/30だった。ということは、1年以上前のバックアップなので、その後の変更には対応していないということになるため、若干の不安は残るが、初期化・再インストールする気力がない・・^^;

手順は、
・PimBackupによる最新PIMデータのバックアップ
・Spbバックアップファイルのリストア
・PIMバックアップファイルのリストア
・2009/8/30以降の変更点反映





半年以上ハード的にもソフト的にも、この上なく安定使用できていたTreo Proだが、昨日突然下記MMSのエラーが出るようになった。
 プッシュ
 メッセージ用コミュニケーションチャネルのオープンに失敗しました
原因は不明だが、MMSの送受信ができなくなった。



保存してあったレジストリデータをインポートしたが修復できないため、環境再構築をすることにした。


泣かない小沢一郎が憎らしい



ブレない政治家小沢一郎に大いに期待する

小沢一郎ほど一般の人に嫌われる政治家も珍しいと思っていた。正直なところ、私も昔は小沢一郎が好きではなかった。それは、テレビや新聞で誰も彼もが悪い奴だと言っていたのを真に受けていたということだけであって、具体的にどこがどう嫌いだと言えるわけではなかった。
昨年「国民の生活が一番」というキャッチフレーズで民主党への政権交代を実現したにもかかわらず、検察やマスゴミから執拗にバッシングされ、ついに強制起訴議決を受けてしまった。しかし一方では、熱烈な小沢支持者がいるという事実があり、やはりきちんと小沢一郎について知っておく必要があると思ったことが、この本を読んだ理由だ。本書は筆者世川行介氏が、自身のブログ「世川行介放浪日記」を元にまとめたものだ。
本書の中で盟友「ぼく」として「かれ」について独白しているのは羽田孜氏である。ともに69年初当選で羽田孜氏は7歳年上であるが、「つとむちゃん」「いっちゃん」と呼び合う仲で、いつも一緒に行動し周りからは双子のようだと言われたそうだ。
田中角栄にかわいがられ(このときいわゆるどぶ板選挙の指南を受けた)、経世会に所属、自民党幹事長にも就任した。経世会の田中角栄はロッキード事件、竹下登はリクルート事件、金丸信は東京佐川急便事件で失脚した。これが後々も「政治とカネ」でバッシングされる一因となっている。
しかし、当時から日本に「真の民主主義を定着させる」という政策を掲げて現在まで一貫して活動をしている。自らの政治理念に一途ゆえに、新生党代表幹事、新進党幹事長、自由党党首、民主党副代表・代表・代表代行・幹事長などを経て、剛腕、壊し屋とか権力に執着しているなどと言われながらも現在も変わらぬ活動を続けている。「打たれて地べたに叩きつけられても、無言で起き上がって衣服の泥を払っては歩き出す」という人物なのだと「ぼく」は言う。
印象に残ったのは、当初は活動を共にしながら途中で袂を分かち離反していった政治家たちが、人一倍小沢批判をするようになるということだ。それは政治理念などの問題ではなく、小沢氏に対する妬みや僻みなどの低レベルの問題のようである。この顕著な例は渡部恒三の言動を見れば明らかである。
一方では、羽田孜さん、二見伸明さん、平野貞夫さんなど、心から小沢氏を支えて応援する人達もいる。最近では検察・マスゴミ等の小沢バッシングに疑問を感じる人達が増えており、市民団体などによるデモも行われるようになっている。これらの動きがさらに盛り上がり小沢首相誕生が実現することを期待する。

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内容(「BOOK」データベースより)
誰も、「かれ」の"本当の姿"を知らない―。盟友の独白。ネット世界を騒然とさせた小沢論、待望の書籍化。
サントリー ザ・プレミアム・モルツ 幸福な余韻キャンペーン第2弾で当選した「2010年新ホップ使用・初仕込製品」が到着した。1ダース(12缶)、非売品だ。




参考記事:
  http://www.yafo.net/blog/2010/08/post-58.html

人類を幸せにする国・日本(祥伝社新書218)



店頭で見かけて即購入した。無意識のうちに明るい話題を求めていたのだと思う。井沢氏も終章で「日本は元気をなくしている、そんな状況の日本人に活を入れたい」という気持ちで書いたと述べている。
日本人が人類の幸福と発展のために貢献してきた役割は非常に大きいが、そのことを当の日本人が一番知らない。もちろん、イギリスBBC放送が行った「世界に貢献している国」として2006年から3年連続で日本がダントツだということも知らない。
著者は、ものづくり、食べ物、日本文化、国際貢献の各分野ごとに、日本人が作り上げて世界に広めた技術や文化を詳細にレポートし、日本人に「自信を持て」と呼びかけている。自動車や電気製品など日本製品が世界中で使われていることはよく知られているが、それは日本企業が「自社の利益のため」にやっていることであって、「世界に貢献しているとは言えない」と思いがちだ。エコノミックアニマルという言葉のように自虐的に考えてしまうところがある。しかし、企業の利益も上げながら、世界中の人達が便利な生活を送れるように貢献していると考えるべきなのだ。
そして本書の最後では、今後日本が開発すべき技術として、iPS細胞による再生医療、生活サポートロボット、海水淡水化を挙げており、さらに世界に先駆けて高齢化社会の模範スタイルを作れば良いと述べている。
さらにもう一点、原子力発電に関して、日本には唯一の被爆国として原子力発電も許さないという考え方があるが、世界規模で今後のエネルギー需要を考えると、原発が建設されるのは間違いない。そういう前提で、より安全な原発が建設されるように日本が率先して原子力発電の安全性向上に取り組むべきという意見を述べているが、この意見には大いに賛同する。

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内容(「BOOK」データベースより)<br />
「他の民族は科学や技術を、戦争の武器のように自分の利益を追求する道具にしている。けれど、日本人はそれを人類を幸せにするために使ってきた」。 そう主張する著者は、日本人の発明発見によるモノが、いかに世界の幸福に貢献したかを独自の史観で検証する。ホームビデオ、トランジスタラジオ、電卓、ウォークマン、新幹線、乾電池、胃カメラ、カラオケ、インスタントラーメン・・。 これらが出現する以前と以後では、人々の暮らしは一変し、もう元の不便な生活には戻れなくなった。 過去だけではなく、iPS細胞、次世代ロボット、海水淡水化など、世界が期待を賭ける新技術は、輝かしい未来を約束している。 『逆説の日本史』に見る井沢史観に裏打ちされた、ユニークな日本人論!
日本史を独自の史観で分析してきた井沢元彦が、戦後の日本の成長の秘密に切り込みます。なぜ日本人は奇跡の経済成長を成し遂げたのか。そのヒントが本書にあります。

無知との遭遇 (小学館101新書)



若者への檄文と思いたいが、アメリカ礼賛と自慢話が鼻につく
書店の店頭で見て「面白そう」と思って購入したのだが、読後感は満足ではない。どこかすっきりしない感じが残る本だ。
日本の若者に檄を送るという主旨で、世界に目を向けよう、世界に出て行こう、英語がしゃべれるようになろう、ということが書かれているのだが、ほとんどアメリカ優位の目線で書かれており、著者の頭の中では「世界=アメリカ」になっているのだろうと思われた。アメリカ留学をしたという著者の自慢げな話を散りばめて、アメリカ礼賛、日本批判をしているが、「英語がしゃべれてユーモアのセンスもあるという自分は除きます」というスタンスが見え見えなところも不快の原因だ。引用されているジョークに下ネタ関係が多い。これが著者の言うユーモアのセンスなのか。
日本の政治家を批判しているが、どこかで誰かが言っていたことを改めて書いているに過ぎない。批判の中身もテレビ番組などの偏向歪曲報道に基づいているに過ぎず、ジャーナリストとして自分で取材したものではないようだ。さらに、マスゴミの偏向報道に基づいていながら「マスコミの無知」などと、それをけなして自己矛盾に陥っている。
ちなみに「恥の殿堂」の続編として書かれたものらしいが、Amazonのレビューは散々な内容だった。推して知るべしというところか。

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内容(「BOOK」データベースより)
日本の総理大臣が自信満々にこう言った。「景気はこれからよくなる。株は今が買い時ですよ。私は総理大臣だから株を買うのは問題だが、総理でなければ絶対に買いますね」そるとその場にいたビジネスマンはこう言い放った。「私だって、あなたが首相じゃなかったら絶対に株を買いますよ」―世相を痛烈に風刺する「ジョーク」。それは「世界にあって日本にないもの」の一つだ。自らの身を切らない政治家、国際感覚の乏しいビジネスマン、草食系男子に育児放棄の母親... 世界標準から取り残された日本人は、どう"無知"を克服するべきなのか。この国を背負う若者への「魂のレッスン」。
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内容
政治、文化、若者--日本人は年々劣化し、「無知」になっている。
責任を取らない政治家たちは、経済危機に直面してもなぜ政局を優先するのか? 内向き志向を打破できない国民性、草食系の若者たちばかりのこの国に先はあるのか。そういった日本人が現状を打破し、どうすれば世界と戦えるかを国際ジャーナリスト・落合信彦氏が指南する。
日本人社会の病理を指摘しながら、世界が日本を笑うジョークを多数収録。英語や海外文化を理解していないと、日本人には笑えないジョークが世界にはたくさんあった。日本の立ち位置がわかり、国際感覚が身につく一冊。
小沢革命政権で日本を救え



本書の趣旨は、
・国家の主人は官僚ではない!
・日本の政治を、官僚支配から国民の代表である政治家の手に取り戻せ。
だ。
戦時中までは、官僚は官吏服務令によって天皇に忠誠を誓っていたが、天皇が象徴となり主権者は国民になった後は、国家の頭は自分たち官僚で、国民は税金を差し出す手足だと考えているらしい。さらに国民から選ばれた国会議員などは全く相手にしていないらしい。もちろん一人一人の官僚が表面的にそんなそぶりを見せることはない。
小沢民主党が掲げた政治主導とは、主権者である国民に選ばれた国会議員が国民のための政治を行おうとするものであるが、官僚たちは「集合的無意識」のうちに鳩山首相と小沢幹事長を辞任に追い込んでしまった。マスゴミも意図的または無意識のうちに、偏向報道を繰り返し「民意」を作り上げ官僚に加担してしまった。副島隆彦×佐藤優は、これらの闘争で官僚側が勝利すると日本にファシズム(コーポラティズム)国家が誕生してしまうという危機感を持つと言う。
それにしても、小沢潰しのための検察官僚の異常なほどのバッシングは佐藤氏の言う「集合的無意識」によるものだけなのだろうかという疑問が残る。これに関して、週刊ポスト(2010年11月19日号)に「日本のタブー「法曹マフィア」の研究 この国を牛耳る検察・裁判所という最大の利権集団」という記事があり、
・検察庁には「事務次官級以上」の高給取りが69人もいる
・裁判官の退職金は8000万円以上になる
などの信じられないような特権が与えられていることが書かれている。
小沢氏は、これら法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)の特権剥奪することを考えていたから狙われたのである。現政権の仙石、枝野なども弁護士であり、既得権益集団に含まれるのである。

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内容(「BOOK」データベースより)<br />
民主党・鳩山政権は、なぜ崩壊したのか。鳩山政権の倒壊、管新政権の樹立は、「霞が関」官僚勢力とアメリカ、メディアが一体となって仕組んだ、政権打倒の"クーデター"だった! テレビ・新聞が絶対に語らない鳩山政権崩壊の真実を暴く、衝撃の超大型対論!
国家の主人は官僚ではない! 日本の政治を、官僚支配から国民の代表である政治家の手に――。国民のための政治を掲げた民主党「小沢革命」は、今、官僚・アメリカ・マスコミが一丸となった激しい謀略攻撃に晒(さら)されている。鳩山・小沢政権崩壊の裏側で、いったい何が起きていたのか? 今後、小沢革命政権が誕生し、日本を救うのか? 言論界の両雄が、混迷する日本の現状と行方を解き明かす。
検察との死闘の最中で、小沢一郎元幹事長が佐藤優氏に語った覚悟、政権を追われたロシア・ゴルバチョフ元大統領が鳩山元首相に送ったエールと不吉な予言......。今、初めて明かされる秘話満載! さらに普天間基地移設問題から、日米核密約、天皇の政治利用、永住外国人の地方参政権付与、トヨタの大規模リコール問題まで、日本と民主党政権を取り巻く多岐にわたるテーマの本質を、副島隆彦、佐藤優による「最深分析」で暴く。日本は、官僚とアメリカ支配から脱却できるのか――。ベストセラーとなった『暴走する国家 恐慌化する世界』(2008年12月刊)に続く、日本文芸社の「副島隆彦・佐藤優 対談本」第2弾!

私と副島隆彦氏は、「日本国家を誰が支配すべきか」をめぐって、鳩山・小沢政権と霞が関官僚の間で、深刻な、生死を賭した権力闘争が展開されているという見方で一致した。......鳩山・小沢政権の崩壊で、小沢一郎氏は「平成の悪党」になった。......「平成の悪党」が大暴れし、傲慢な官僚たちの鼻先をへし折ることが不可欠だ。――佐藤優「はじめに」より

この闘争で官僚が勝利すると、日本にファシズム(コーポラティズム)国家が生まれる」という危機意識を、佐藤氏と私は強く共有している。......なんとしても卑劣きわまりない日本官僚機構(驚くべきことに、民主党若手議員の形で政権の内部に多数潜り込んできている)との闘いに勝たなければならない。――副島隆彦「おわりに」より

ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)


前作「ルポ 貧困大国アメリカ」以降に、オバマ大統領が就任したが、アメリカの状況が好転したということはなさそうだ。
本書では、学資ローン、年金、医療、刑務所ビジネスについて取り上げている。共通するのは、弱者を徹底的に借金まみれにしていく「なにものか」の存在だ。あとがきに医療破産した女性の「一番怖いものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にかいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいたときには声すら自由に出せない社会が作られていくこと」という発言があるが、国民が「ゆでがえる」状態にされてしまうことが一番恐ろしいと感じた。戦争の継続を望む軍産複合体、学資ローンビジネス、医産複合体、刑産複合体など政府と手を結ぶことで利権を拡大させる利益団体が「なにものか」の正体だろう。
世界を飲み込もうとしているのは「キャピタリズム(資本主義)」よりむしろ「コーポラティズム(政府と企業の癒着主義)」の方だろう。それを後押しするメディアに対して我々は何ができるのか。その答えは「オバマを動かせ(Move Obama)」のスローガンに表される「リーダーを動かすために自分たちも変わろう」という国民の意思と行動である。おかしいことにはおかしいと声をあげるという当たり前のことを草の根から始めて続けていこうということだ。

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内容(「BOOK」データベースより)
経済危機後のアメリカでは、社会の貧困化が加速している。職がみつからず、学資ローンに追い立てられる若者たち。老後の生活設計が崩れた高齢者たち。教育や年金、医療、そして刑務所までもが商品化され、巨大マーケットに飲みこまれている。オバマ登場で状況は変わったのか。人々の肉声を通して、アメリカの今を活写するルポの第二弾。

関連記事
 http://www.yafo.net/blog/2010/09/-vs.html

自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)



著者は建築分野の元大学助教授で「スカイ・クロラ」シリーズなどの作家でもある。奥さんはささきすばるさんというイラストレータらしいが、お二人の名前は知らなかった。この本は、少し前に店頭で見かけ購入したものの読みそびれていたものだ。著者がまえがきにも書いているように「説教くさい、胡散臭い」というイメージを持って、読むのをためらっていたような気がする。
まえがきで、昔のように自由がなかった時代に比べて今の日本は「自由」だが錆びついていると言う。また、この本を読んでも結論は得られず、簡単に自由は得られないことがわかるだけだがそれだけでも価値があると言う。
これはまさにその通りと思う。「自由」という概念が人それぞれで違うだろうし、同じ人でも年とともに変わっていくと思われるからだ。生きていく上で、人は様々な支配(制約)を受けているが、その支配を支配と感じることができなければ、その人は「その範囲内では自由である」ということになる。
現在の日本には、封建社会や軍国主義のような目に見える支配はなくなったが、巧妙な安心の皮をがぶった密かな緩やかな支配、富を集めようとする支配は続いている。例えば、スポンサーの利益になる(商品が売れる)ようなマスコミやメディアの報道により煽動・洗脳されるのも支配、○○式や△△会と名が付くものに半強制的に参加させようとするのも支配、明るいことが良いことで暗いのは悪いと決められるのも支配、というようなものである。
いろいろな支配から抜け出す、乗り越えることが自由になることであって、達成感を得たときの満足感が自由になったと感じるということだ。支配の存在を認識するためには考えることが必要で、その支配から逃れて自由になるためには、さらに考えることが必要である。
著者の主張は、「自由」とは支配から解放され、自在・思うがままになることである。つまり、自在になるためには、まず「支配」の存在に気づくことが必要である。その支配から開放されるためには、乗り越えるための能力を身につける必要があり、当人の努力が必要であるということだ。能力や努力には限界があり、永遠に「完全な自由」は達成できないと思われる。しかし、自由と不自由の境界は人それぞれだが、自分なりに自由と思える領域を広げていきたいと考えさせられた。

・自由とは、英語では制約を受けないという意味。日本語では自在に思うがままに、暇な、する事がないという意味。
・思考による欲求と肉体的欲求(食べる寝る)がある。

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内容(「BOOK」データベースより)
自由とは何だろうか。それは、単に義務がない状態のことではない。何でもしてよいと放り出された状況のことでもない。自分の思いどおりになること―これが「自由」なのだ。当たり前に思えるかもしれないが、このことの深い意味を知る人は少ない。しかし、これに気づくことが、人生をよりよく生きるポイントなのである。真の意味での自由を知り、自在に生きる。その秘訣について、人気作家がわかりやすく論じる。

Windowsをログオフするのに、いちいちメニューを開いて「ログオフ」をクリックするのが面倒だ。
次の方法で「Windowsログオフ」のショートカットを作れば良い。

デスクトップ画面を右クリックし、新規作成→ショートカット
%windir%\system32\shutdown.exe -l
を入力して「次へ」
ショートカットの名前を「ログオフ」などにして「完了」で作成される


亀井静香が吠える 痛快言行録



亀井静香という政治家のことは以前から気になっていた。髪型が常に乱れている、ベランメェ調の話し方をする、どちらかというと悪者扱いされる・・。しかし、どこか憎めない感じがする、金融庁で第二記者会見を始めたオープンな姿勢を持っている・・
そんなときに出版されたのがこの本である。著者はフリージャーナリストだ。2009年9月から8ヶ月間、鳩山内閣で金融・郵政改革担当大臣を務めているときの記者クラブ会見、第二記者会見での発言の中から収録し、著者が注釈を加えた内容である。ほぼ一気に読み終えたが、素直に良書であると言える。
はじめににも書かれているが、本書を読むと亀井さんがいかに日本を国民を思っているかがよくわかる。小泉政権で実施された郵政民営化に反対するのも国民の金融資産を守るためだ。自民党時代に小泉に首相を譲ったことを後悔しているという話だが、もしそのときに亀井首相が誕生していたらどのような日本になっていたのだろうか。
これらの会見録全文は、金融庁のホームページに保存されているそうだ。
・平成21年7月~12月 http://www.fsa.go.jp/common/conference/2009b.html
・平成22年1月~6月 http://www.fsa.go.jp/common/conference/2010a.html
この本を読めば、記者クラブに属する大手マスゴミが、いかに嘘や偏向歪曲したことを報道しているかも良くわかる。
なお、本書の主旨(亀井さんの魅力を知ってもらう)とは異なるが、CIAに暗殺、植草一秀冤罪事件、中川昭一不審死、りそな会計士不審死、それを調べていた新聞記者の転落死や「自殺」、実際にこのようなことが起きているということに恐怖を感じる。亀井さんのようなまともな政治家に日本の舵取りをして欲しいと願う。

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内容紹介
政治家、亀井静香が鳩山政権での金融・郵政改革担当大臣在任中に放った痛快な言葉を拾い集め、解説を加えた本である。過激な発言も、国民を守る気持ちが根底にあると擁護する。著者は前作で「マスコミ報道は全部宣伝だ」と切り捨てた、フリー記者の高橋清隆氏。
収められた発言は、「CIAがわたしを暗殺しない限り、アメリカの言う通りにはならない」「財研(記者クラブ)の連中は、財務省に洗脳されている」など、およそ現職の閣僚とは思えないものばかり。これらがほとんどマスコミに取り上げられないのは、亀井氏が外圧と闘っている証と著者は言う。マスコミは外圧の手先にすぎないのが、悲しい現実である。
文章は大変分かりやすく、主婦や中学生にも読んでもらうことを念頭に書かれている。それでいて読み進むごとに、わが国の行政権力やマスメディアが海外勢力に牛耳られている姿が浮かび上がる。亀井氏が取り組んできた郵政民営化見直しや「モラトリアム法案」、零細な共済を認める保険業法の改正は、国益奪還闘争のひとこまである。
引用は主に、金融庁大臣「第二会見」から取られている。この会見は記者クラブに入れない雑誌・フリー記者を集め大臣室で開かれてきた、亀井前大臣独自のものである。記者クラブという日本だけの排他的慣行をぶち破る試みとして、海外からも注目されてきた。歯に衣着せぬ発言は、毒されない記者に囲まれるリラックスした雰囲気から生まれたのかもしれない。
テレビや新聞は亀井氏を完全な悪役として描くが、それは最も強い権力である外圧から国民を守ろうとしている政治家だからである。本書を読めば、彼への悪印象は、宣伝によって植え付けられてきたものだと気付くだろう。

-収録する亀井氏の主な発言-
「この亀井静香をCIAが暗殺しない限り、アメリカの言う通りにはならない」
「これはマスコミが集団発狂しているんだと思う」
「記者クラブの連中は、財務省に洗脳されている」
「今の外務省は(米国)国務省の分室だよ。国賊と言われても仕方ない」
「本当は、わたしみたいなアホが大臣をしてたらふさわしくないんだ」
「何で姓が一緒になるのが嫌な人と結婚しなきゃいけないのか」

SBI損保 図書カード当選

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s先月末、SBI損保から郵便物が届いていたのだが、何かの連絡だろうと開封していなかった。
昨夜封を開けると、「SBI損害保険『もうすぐ契約件数20万件突破キャンペーン』ご当選のお知らせ」で、図書カード500円分が同封されていた。
自動車保険に入っているのだが、特に応募した記憶はないが、契約更新時に自動的に応募されていたのかもしれない。いずれにしても良かった。^^

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